かわいいの元祖、松本かつぢ。
かつぢの数々の作品の中から、今回は童画を中心に集めました。
こどもたちのために描かれたうつくしい絵の数々をこの機会にぜひ。
たくさんの「かわいい」をお楽しみください。
開催概要
会期:2023年7月15日(土)~23日(日)
12:00~19:00
会場:秋葉原 フォーラム・ダンク
東京都台東区台東1-7-1 邦洋秋葉原ビル 1F
(秋葉原駅から徒歩7分)
入場料:無料
※地図はクリックすると大きくなります
“かわいい”の元祖 松本かつぢの原画が
秋葉原にやってくる
昭和のはじめ頃より、思春期の少女を可愛く初々しく描いた抒情画が一世を風靡した松本かつぢ。
彼はまた児童雑誌や絵本などで児童画も手がけ、こどもたちの心にそのかわいらしさを印象付けました。代表作『くるくるクルミちゃん』は日本のキャラクターの先駆けとして、”かわいい”の元祖と言われています。
今回はかつぢの描いた1960年代の童画や、キャラクター商品の原画をメインに展示。
これら松本かつぢの童画に、幼少の頃に慣れ親しんだ方はもちろん、新しく初めて見るという方にも楽しんでいただけるようにセレクトしました。
時代を超越した「かわいい」の魅力、「かわいい」の魔法をぜひ体験してください。
松本かつぢ
1904年(明治37年)兵庫県神戸市生まれ。
1928年(昭和3年)挿絵画家としてデビュー。少女雑誌などで、思春期の少女を魅力的に描き人気作家に。
1938年(昭和13年)には愛らしいキャラクター『くるくるクルミちゃん』を生み出し、その後数多くの雑誌などで35年間連載しました。まさに「かわいい」の元祖ともいえます。
その後、児童誌や絵本、ベビーグッズなどの企画・制作・キャラクターデザインなど幅広い分野で活躍しました。
田村セツコ、鈴木悦郎、上田トシコらが師事しています。
展示について
代表作『くるくるクルミちゃん』や、少女雑誌の挿絵で知られる松本かつぢ。
彼には抒情画の印象が強いですが、絵本や児童雑誌などで描かれた「童画」もきっと皆さんの心に強く残っていることでしょう。
今回は松本かつじの多彩な絵の中から、1960年代の童画やキャラクター商品の原画をメインに展示を行います。
1955年に50歳となったかつぢは、それを機に少女雑誌から引退。
児童雑誌、学年雑誌、絵本へと活躍の場を移します。
そして迎えた1960年代ーー。
この時代は、かつぢが1960年にアメリカから帰国した息子さんと共に克プロダクションを設立し、童画や商業デザインに本格的に取り組んで、絵本やベビー衣類、ベビー玩具、人形など、明るくてかわいいキャラクター商品を数多く生み出した時期となるのです。
本展覧会のタイトル<みにおん>とは<mignon>、フランス語で「かわいい」という意味のことばからつけました。
かつぢが描いた「かわいい」童画をたっぷりご堪能下さい。
また、図録やグッズもたくさんご用意しております。
秋葉原の「フォーラム・ダンク」でお待ちしています。
図録・グッズ
正方形・A4変型版(210ミリ×210ミリ)
価格 1,300円(税込)
今回展示の原画やグッズを網羅した、観覧記念にマストバイの記念図録です。
松本かつぢ資料館の紹介をスノーパンダさんに寄稿していただきました。
※一般書店での販売は予定しておりません。
▼まんだらけ通販にて取り扱い始まりました!
その他、グッズもたくさん!
※このクルミちゃんはダンクによって着色されています。
企画・運営
株式会社 ダンク
協力
・